【富山県】にいかわ信金、職員の着服相次ぐ！男性職員（55）が1387万円を不正に流用し、うちおよそ351万円をパチンコなどに使う

職員による着服が去年発覚したにいかわ信用金庫で、別の男性職員が顧客から預かった現金など合わせて350万円あまりを着服していたことがわかりました。

「申し訳ありませんでした」

2日午後4時から会見した、にいかわ信用金庫によりますと、着服していたのは、本部所属の55歳の男性職員です。

男性職員は、2007年から去年にかけて本店と魚津駅前支店の顧客4人から預かった定期預金用の現金などおよそ1387万円を不正に流用し、うちおよそ351万円を着服していました。

にいかわ信金では去年、別の職員が顧客の預金などおよそ4600万円を着服していたことが発覚したため内部調査を進めていました。

この中で今回の不正が見つかり、男性職員に確認したところ着服を認めました。

男性職員は、顧客に対し偽の証書を渡して現金を受けとっていて、流用や着服した金は飲食代やパチンコ代に使ったと話しているということです。

被害者へは、既に謝罪し、今後、弁済を進めるとしています。

にいかわ信金では、去年11月以降、職員による着服事件や就業規則違反が相次いでいて、経緯などの分析を進めるとともに抜本的な再発防止策を策定したいとしています。

2018/05/02 18:13
KNB WEB
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