【高知県】県立春野高校の男性教諭、農業実習産品の売上げを横領しパチンコ等に使う

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http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20180911/8010003273.html
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高知県教育委員会は県立春野高校の男性教諭が、農業実習で生産した加工品などを販売した売り上げを
過少に報告し横領していたとして、この教諭を１１日付けで懲戒免職処分としました。
横領していた金額は、２００万円余りに上ると見られるということです。

懲戒免職処分を受けたのは、県立春野高校で農業を担当する松山廣美教諭（４９歳）です。
県教育委員会によりますと、松山教諭はことし３月までの４年間に、担当する農業実習で生産した
イチゴやミカンジュースなどを文化祭や地域で販売しましたが、その際の売り上げを
過少に学校に報告するなどして、実際の売り上げとの差額を繰り返し横領したということです。

横領した金額は、２００万円余りに上ると見られていて、一部は実習で必要な物品の
購入に当てられましたが、６０万円から７０万円についてはパチンコや
飲食代など私的に使われたということです。

不正は先月、学校が行った調査で判明したもので、松山教諭は
「自由に使える金が少なくてやってしまった」
などと横領を認めているということです。

県教育委員会は公務員の信頼を失墜させたとして、１１日付けで
懲戒免職の処分にするとともに、刑事告訴も検討しています。

このほか、県教育委員会は自身が顧問を務めるソフトボール部の部員など合わせて１１人の生徒に対し、
拳で腹を殴ったり、肩を押したりするなどの暴力を繰り返したとして
県中部の県立高校に勤務する５０代の男性教諭を減給１０分の１、１か月間の懲戒処分としました。

記者会見した県教育委員会の高岸憲二教育次長は
「度重なる重大な不祥事の発生で県民の信頼を裏切り、お詫び申し上げる」
と陳謝しました。

09/11 18:43